ELENA パーマセミナー
プロの美容師がプロの美容師に伝える
教えるセミナーの本質とは?
美容業界内では
セミナーと呼ばれるイベントがある
主催する側も
受講する側も
休みの日を削って
わざわざお金を払い勉強する
それだけで目的意識があり
モチベーションの高い集団である事は
間違いない
プロの美容師が素人や美容学生に
行うものではない
プロがプロに伝えるものだ
業種を変えれば
人気ラーメン店が秘伝のスープを
他のラーメン屋に教えるようなものだ
言い換えれば
ちょっと古いがイチローが松井にバッティングを教えることだ
イチローや松井にはそれぞれの
バックグラウンドがあり
得意とする事や、武器が異なる
プロがプロに教えるとは大まかに言うとそういう事だと思う
ただ、美容室に置き換えると
立地条件、土地、ターゲット、ブランディング、年齢層、テイスト層、
それぞれ異なる美容室がある
そんな美容師の集合体の中で
いちブランドのいち美容室のいち美容師が
さまざまな異なる美容師に伝える事が
美容業界における、
セミナーである
そこには、メーカーさんやディーラーさんという、バックも当然あって
その決められた範囲の中でセミナーをする
専ら私は己の想いを他者に仕事としては
しっかりと伝える達なので
あまりそこは気にしてない
当然今回のセミナーも
メーカーさんやディーラーさんとの
打ち合わせの結果、
自分の想いをそのまま
伝えさせていただく
むしろ、それを毎回期待されている
このセミナーの本質とは何か?
をセミナーを主催する側から考えると
答えは明確である
それは
「おいしいとこだけもっていけ!」
「あーやっぱり自分のやっている事は間違ってなかったんだ~」
「あっそう言うやり方もあるか!」
とまぁ、どれかにたどり着く
キャリアの少ない美容師さんには
一つの講義として感じていただければ
幸いである
ただ、思考と技術の理解は
ある程度キャリアがある人間なら
すぐに理解はできる
大切なのはそれを
自サロン、自分に置き換えて
どうアウトプットするか、
それがセミナーの醍醐味である
先日、自分もあるセミナーに参加した時
スタッフと一緒に行ったのだが、
まさに、
「あー自分と同じ思考回路だわ!」
と感じた
正直、特別何かを習得したと言うよりは
そこには【安心】を覚えた
テクニカル的には
毎日、一緒に仕事し、毎日仕事を見ている
アシスタントでも、すぐにマネは出来ないのだから、一回のセミナーで技術を習得することは、不可能にちかい
ただ、キャリアのある美容師なら
その考えや、想いを理解する事は
すぐにできると思う
そこからは、自分との戦いしかない
自分がお客様を変えられるか?
自分が店を変えられるか?
自分がスタッフを変えられるか?
大袈裟かもしれないが
全てはそこにある
申し訳ないがこれも答えは決まっている
「自分が変わらないかぎり、
何も変わらない」
そんな前置きの中で
セミナーを受けて頂けると
また明日からのサロンワークが
変わるかもしれない
ELENA 神田剛弘